育児復帰した働く子育てママ達の多くが悩んでいるのが、育児と仕事の両立です。
時短とはいえ毎日朝早くから保育園や幼稚園に子どもを送り、大急ぎで出勤、勤務中は全力で仕事に取り組んで気づけば帰る時間、その後もお迎え、晩ご飯、お風呂に寝かしつけ…
と、毎日が嵐のように慌ただしく過ぎ去って行って、プライベートな時間はとても取れていなくて辛いと悩んでいる方も多いんです。
そんな、育児と仕事を両立させるための大きなポイントがあります。
目次
通勤時間が少し変わるだけで生活リズムに大きな変化!
当たり前の事ですが、通勤時間は毎日の生活リズムに大きな影響を与えています。
実は育休明けしたママ達って、結構な通勤時間が掛かっている事が多いです。
それは何故かというと、出産を経てそれまでの新婚から住んでいた賃貸が手狭になり、このタイミングで持ち家やマンション購入をする方が多いから。
そして、それまでは比較的勤務地に近い都心に住んでいた方も、購入となると少し郊外になる場合がほとんど。
そうすると、出来るだけ安く抑える為に頑張れば通えるかなという場所に引っ越すことになります。
でも実はこれが、毎日の負担を大きくしているんです。
関東で言えば、神奈川や埼玉、千葉などから都心に勤める方も多いですね。私の周囲を見ても、通勤時間は平均してだいたい1時間半〜1時間くらいのママが大半でした。
子どもが産まれる前だったら問題ないのですが、産まれた後の保育園の送り迎えなどを考慮すると、毎日朝5時起きなんていうこともザラ。
引っ越して増えた通勤時間はたった30分だとしても、往復にすれば1時間、週5日で5時間も負担に。
これが子どもが居ない時ならまだ乗り切れそうですが、子育ても加わると想像以上の負担なんです。
通勤時間がネックで転職することは、マイナス印象になる?
とはいえ子育てが始まると都心よりも郊外のほうが週末も過ごしやすく、部屋も広くなるので快適に過ごせる事は間違いありません。
そうすると通勤時間を短くする為には勤務地を変えるしかないですよね。
「勤務地を変えたい」という理由で転職って、ありなの?と思うかもしれません。
でも実は、転職を成功させている子育てママ達の多くは勤務地が近くなることを条件に入れて転職をしているんです。
企業から見ると、ポジティブにとらえられる事が多い。
「通勤時間が長くて仕事にも育児にも思い切り集中出来ないから、もう少し自宅から近い場所に仕事を変えたい」
という転職理由は、採用側から見ると以下のようにも捉えられます。
- 今取り組んでいる仕事が嫌な訳ではない→今持っているスキルを自社でも存分に活かしてくれそう。
- 仕事や育児にきちんと取り組みたいという姿勢→何事も満足いくように取り組みたいという責任感がある。
今の仕事のノルマが辛くて…、やっぱり仕事内容が自分とは合わなくて…などのマイナスの理由よりも、「通勤時間を短縮して育児と仕事をもっと充実させたい」という理由はポジティブ、少なくともマイナスには捉えられない可能性が高いといえます。
今の仕事が好きなら、同職種で近い場所の求人が無いか一度探してみて。
今の仕事は好きだから、辞めたくない…そんな方こそ、スキルを活かしたまま転職しやすいです。
同じ職種で近い勤務地の求人が運良くあれば、とってもラッキーですよね。
ただ、これについてはいつ求人が出るか分かりませんので、巡り会えるかはタイミングで縁としかいえません。
ですので、そういった求人が出てきたときにすぐに気づけるように、アンテナだけは張っておくのが良いでしょう。
気になる企業があれば直接求人ページをチェックしてもいいですし、転職サイトに登録をして1度自分の希望を伝えておくと、条件にあった仕事を紹介してくれます。
転職エージェントは登録をしたらすぐに転職しないといけないと思いがちですが、そんなことはありません。
「自分の希望に合う求人があれば検討したい」と伝えればほとんどのエージェントではその希望を汲み取ってくれますよ。
ただしその際、子育てママの求人案件に強い転職エージェントを選ぶのが重要です。エージェントには20代第二新卒に強い所、ハイキャリアに強い所などそれぞれ特徴があります。
私が子育てママにオススメなのは、転職エージェントDODA。
カウンセリングで相談に乗ってくれる方も時短や育児しながら働く女性だったりすることも多く、親身に相談に乗ってくれます。
DODAの詳細については、以下の記事を是非参考にしてみてください。
>>育児ママの転職に強い転職エージェントについて詳しくはこちら。
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